朝の二度寝が好きな 川口自交です。
空がスッキリ晴れて冬らしくなってきましたね (^ ^)
私ども現場の整備士にはキビしい季節です。。。
でも!昨年末にはヒートテックを支給してもらい
相当、寒さが軽減されています (^ ^)V
そして昨年末から新しい業務にも挑戦しております (^-^)>
それは!
『 第二種製造業 』
タクシーは、LPガスを燃料としています。
LPガスは、液化ガスで常温ではガス(気体)ですが
圧縮していくと液化(科学反応)してボンベ(容器)に封入(充てん)されています。
そして、タクシー(コンフォート)の最新モデルでは
ボンベの中にポンプが組み込まれていて、さらに高圧に圧縮して
エンジンに送っています。
燃料系統の整備をする際に安全で確実な設備が無いと危険ですので
この 『 第二種製造業 』 という認可が必要なんです。
製造業という名前ですが、製造する訳では無くて
『 高圧ガスを取り扱う資格がある事業所 』という事なんです。
旧モデルは、この『 高圧 』には該当しなかったので
今回、認可取得をしました (^―^)
っというのも、LPGボンベは6年ごとにガス漏れや、変形が無いかを
検査しなくてはなりません。
当社で保有している最新モデルでも、6年経過している車輌がありますので
必要な設備を整え、認可取得したので自社で交換作業をしました (^ ^)V
環境問題が重要視され年々、排出ガス規制が厳しくなり
タクシーのエンジンも皆様のマイカー同様のエンジンになっています。
なので全てコンピューター制御です。
こちらが ↑ 従来のエンジンです。
上のエンジンと比較すると小さいですよね。
このエンジンは20年以上前の設計で基本的な部分は20年前から変わっていません。
逆に考えると、20年も排出ガス規制をクリアしてきた良く出来たエンジンなんです。
私の整備士人生も、このエンジンと共に育ってきたと言っても過言ではありません (^-^)
っと、交換作業に戻ります。
LPGボンベからエンジンに繋がっている燃料パイプの中のLPガスを
専用の設備を使ってLPGボンベに安全に押し戻します。
専用の設備と、メーカーの作業要領書の手順に沿って作業を進めます。
押し戻すのは、窒素ガスで逆流させます。
窒素ガスは不燃性ガスで、空気中の成分にも含まれるガスなので
安全に作業をするために必要です。
このLPGボンベは、タクシーのトランクに収まっていて
トランクの内装、後部座席をバラバラにして取り外します。
当然、ボンベも重い物なんですが、LPガスも入っているので
チョ~重いです (><;)
当社では安全を考慮して、ホイストと呼ばれる電動モーターで引き抜いています。
サトちゃんも、ムナさんも良い顔してます。
そして、この取り外したLPGボンベを 『 容器検査場 』 で
非常に高い圧力を加えて変形させ、許容範囲にあるかどうか検査します。
※この検査は当社では出来ないので容器検査場にお願いしています。
このときに消耗品のゴムパッキンや、液化したLPガスを圧縮させるポンプも同時に交換します。
その検査に合格すると、また有効期間が6年間となります。
LPGボンベが無いと、皆様のマイカーと同じくらい広いトランクです。
検査済みのLPGボンベの取り付けは旧モデルと同様なので
私共も慣れている作業です。
川口自交では、トヨタ クラウン コンフォート
ABA-TSS10 LPGボンベ LPGタンク LPG容器
の交換を承ります。
TSS10の発売から6年を経過し、LPGボンベの交換時期で
お困りのお客様、タクシー会社様、修理工場様
当社へお問い合わせください。
私共も当初は困っていたので、お客様のご都合に合わせて
安全、確実な交換作業で業務のお手伝いをさせて頂きます。
お問い合わせは
株式会社 川口自動車交通 整備工場
第二種製造業認可事業所
埼玉県川口市中青木5-14-17
電話 048-255-8325
E-mail kawaguti_jikou_w@yahoo.co.jp
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